だいぶ暑さもやわらいできましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
不定期更新☆不動産屋の豆情報!
今回のお題はこれからの時期にお役立ちのこちら!
まずは【お部屋探しについて】です!
① お部屋を探す時期
お引越しを決めるというのは何かしらの理由があることがほとんどでしょう。
進学であったり、就職であったり、転勤であったり、結婚であったり。
理由がある場合、「いつまでに引越しを完了させないといけない」という期限がある事が多いとは思います。
しかし、お部屋探しには適した時期というのが存在しています。
例えば進学が決まって来年の3月には東京でひとり暮らしをはじめることが確定したという人の場合、早め早めの行動を…といっても、10月・11月にお部屋探しをしたところであまり意味はありません。
なぜなら賃貸物件には基本的に【仮押さえ】という制度はないからです。
特に賃貸物件の需要がかなり高い都内では、別段問題がない場合は入居の申込みをしてから約2週間後には契約・賃料発生となる流れが一般的と言われています。
どうしても気に入ったお部屋をキープしたいならば契約をして賃料を払うしか方法はなく、
あまりに早い時期にお部屋を決めてしまうと、実際にお引越しをする日まで住んでいないお部屋にお金を払い続けることになってしまいます。
ポイント
【あまりに早すぎる時期からお部屋を探しても
あまり意味がない】
② 引越しの2か月前から動こう!
お部屋探しは基本的に2か月前からスタートするのが良いとされています。
この時期にはまず
・住みたいエリア
・無理ない賃料帯
・希望の間取りや広さ
・優先したい条件
こういったものを決めていきましょう。
お部屋探しというのはワクワクしてついつい夢が膨らみがちです。
しかしここで無理な賃料帯のお部屋やエリアに固執してしまうと、その後の生活が苦しいものになってしまいかねません。
まずは無理のない賃料帯はどの程度なのか、無理ない通勤・通学時間帯のエリアはどこなのかをしっかりと決め、それからご自分の中で優先する条件(バストイレは絶対に別・2階以上が絶対条件・オートロック必須…などなど)を決めていきましょう。
ポイント
【現実的に無理のない賃料・エリア・
条件をしっかり決めよう】
③ 引越し1ヶ月半前
~気になるお部屋の問合せ&内見開始~
無理ない条件がかたまったら、その条件に合うお部屋探しを開始しましょう。
今はネットでたくさん情報を集めることもできますが、気になるエリアがあるならば直接現地に行って街の雰囲気や治安なんかを確認するのも良いですね。
気になる物件があれば思い切って不動産屋に問い合わせてみましょう!
タイミングが合う時は1度で2~3件お部屋を見て回れることもあります。
ただ不動産業界にも繁忙期があり、忙しい時期だと問い合わせのメールをしても返事が遅くなったり、ゆっくりと物件を吟味している暇がなくなるほどどんどんお部屋が埋まっていってしまうこともあるので注意です。
★☆不動産業界の繁忙期については下記をご覧ください☆★
④ 引越し1ケ月前~3週間前
~入居申込と審査開始~
気に入った物件があれば入居の申込をしましょう。
この時点では「契約」ではないので印鑑やお金などの準備はいりませんが、身分証が必要な場合が多いので忘れず持っていきましょう。
申込をしたら必ず入居できるとは限らず、申込みの後には審査がスタートします。
この審査は、申込者がどんな人なのか・どこでお勤めなのか・どこの学生なのかなど、『大家さんが安心してお部屋を貸せる人なのか』を判断するために行われるもので、審査完了まで3日~1週間ほどかかると考えておきましょう。
人気のある物件だと、一つのお部屋に対して複数人が同時に申込をする場合もあり、どの人にお部屋を貸すのか最終的に判断するのは大家さんになります。
人柄で決める大家さんもいれば、お勤めの企業やその業種で決める大家さんもいるので、判断基準は必ずしも一定ではありません。
申込=入居確定 とは限らないので、引越し期日ギリギリに申込などにならないよう、「万が一審査が通らなかった場合」のことも考えて動きましょう。
ポイント
【入居には審査申込が必要!
審査には時間がかかる!】
⑤ 引越し3週間前から
~引越し準備開始~
審査が無事に通り入居するお部屋が決まったら、引越しの準備をしましょう!
引越し業者に見積りを取ったり予約を入れたり、必要ならば段ボールなど梱包資材も準備します。
※引越しシーズン中だと予約も思うように取れなくなったり、引越金額がものすごく高く設定されたりもしますので、3週間前とは言わず早めに見積もりや予約を入れる方がよい場合もあります。
荷物の準備をするだけでなく、入居先の新住所がわかった段階でしなくてはいけない手続きもたくさんあります。
◇ ガス・電気・水道などのライフラインの開始手続きをする
◇ 役所に転出届を出す
◇ 必要ならネット回線の開通手続きをする
◇ 郵便物の転送手続きをする
◇ 銀行・クレジットカード・運転免許証などの住所変更の準備
◇ 不用品や粗大ごみがある場合はそれらの回収手続き
このように色々とやることはたくさんあります。
引越し直前にまとめてやろうとすると、手続きに間に合わなくなったり、開通作業の予約が全然取れなくなったりと困った事態になりがちです。
入居のお部屋が決まったら、やるべき事をリスト化し少しずつ確実に進めていくようにしましょう!
ポイント
【引越しには色んな手続きが必要。
時間がかかる場合もあるので、
早めに進めましょう!】
いかがでしたか?
お引越しを決めてからの一般的な流れがわかってもらえれば幸いです。
ただしこれはあくまで「一般的と言われる流れ」です。
人気のエリアや物件であったり、多くの人が新居を探して動き回るような時期だと「物件を確実に確保するためにはお金をかけてでも早めに動いた方がいい」というケースもありますし、逆に4月~6月の閑散期であれば、不動産屋さんもゆっくりとお部屋探しに付き合ってくれる場合もあります♪
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