異様な暑さが続く日々、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
【 不定期更新★不動産屋の豆情報 】
今回のお題はこちらです!
現代日本では、ペットを飼っている人の数が激増しているというデータが出ています。
ひとり暮らしでワンちゃん・猫ちゃんを飼っているという人も珍しくもないほどです。1匹だけでなく多頭飼いという人も多いのでは…
なので当然、ペットと一緒に暮らせるという賃貸物件の需要も年々増加しています。
ペットと一緒に「賃貸物件」で暮らす際の注意点に今回は着目しています★
まず知って欲しいのは、『ペット可』としている物件には大きく分けて3種類あるという点です。
それぞれの特性やメリット・デメリットをきちんと理解しておきましょう!
① 「完全ペット共生型の物件」
このタイプの物件は、建築当初からペットと一緒に暮らすことを前提に造られています。
なのでペットにも飼主にも嬉しい便利な設備が物件に設置されていたり、お部屋内の換気・消臭設備がしっかり考えられていたり、壁紙や床が傷つきにくい素材であったりペットに優しい素材を使用していたりします。
最近ではペット専用の足洗い場やシャンプー台が設置されている物件や、入居者専用のドッグランが併設されている様な物件まであります♪
お部屋の中にキャットウォークがあるなんて物件も出てきています!
【メリット】
◇ 大家さんも他の入居者もペット飼育への理解が深い
◇ 専用の洗い場やドッグラン・飛び出し防止柵やリードフックなどの便利な設備がある場合も
◇ 基本的に動物好きの人ばかりなので気兼ねない&情報交換できる
【デメリット】
◆ 賃料が割高になる場合が多い
◆ なかなか空きが出ない
② 「ペット可物件」
新築マンションなどに最近増えてきたタイプ。特にペット飼育を前面に推しているわけではなく、「ペットと一緒に暮らすのも大丈夫ですよ」という物件。
なのでペット向けの設備や素材などが取り入れられているとは限りません。
ペット飼育が前提ではない為、当然ペットがいない人・動物が苦手な人も同じ物件内にいる可能性は高いので、近隣の方への配慮がかなり大事です。
【メリット】
◇ ペット共生型物件よりも数が多いのでお部屋探しの選択肢が増える
【デメリット】
◆ 入居者全員が動物好きとは限らないため近隣へ配慮が必須
◆ 床や壁への傷問題・臭い問題・外への飛び出し防止など、快適に暮らすための工夫が必要
③ あとから「ペット可」という条件を付加した物件
いわゆる空室対策で後からペット可にした物件です。
なので物件によって、先に住んでいた人たちは「ペット可なんて聞いていない」という場合もあり、ペット飼育に対して理解がない人が同じ物件内にいた場合トラブルに発展するケースもあるので要注意。
築年数がそれなりに経っている物件の場合は「あとからペット可」にした可能性が高いので、近隣に動物嫌いの人やアレルギーがある人はいないか事前に不動産屋に確認を取る方が良いかも。
【メリット】
◇ 「ペット共生型物件」や「築浅ペット可物件」に比べれば、賃料はお得
◇ 飼育できるペットの制限がゆるい場合も
【デメリット】
◆ 先に住んでいる住人がペット飼育を嫌がる可能性がある
◆ 音や鳴き声や臭いへの対策が不十分な物件である可能性を考慮する必要がある
ペット可物件にも種類があることがわかったところで、お次は物件探しの時に気を付けていただきたいことをご紹介します。
【敷金は基本的に「高くなる」と考えておくこと】
ペット可物件の詳細説明欄には「ペット飼育の場合は敷金プラス1ヶ月分」といったような文がよく記載されています。
物件によっては2~3か月分上乗せしていることもあります。
ペットを飼育していたお部屋は飼育していないお部屋に比べて原状回復費がかかる場合がほとんどなのがその理由です。
飼主さんのモラルやしつけによって、ペットがお部屋を汚す・壊す度合というのは違いますし、「自分は徹底的にしつけているし、掃除だってしている!臭いもない!」と思う人もいるかもしれませんが、やはり大家さんとしては次の入居者さんのために専門業者に徹底的に掃除・脱臭・消毒などをお願いしないといけない為、どうしても敷金の設定は高めになってしまいます。
また、ペット飼育によって壁紙が破れる・柱を傷つけられる・床に傷が付くといったリスクはかなり高まります。
退去する時の原状回復費用もかなり高くなる可能性があることは覚悟しておく必要があります。
【ペット可とはいえ制限はある】
「ペット可」と記載があったとしても当然無制限になんでも飼育が可能なわけではありません。
『小型犬1匹まで』『猫1匹まで』『猫不可』『大型犬不可』などなど、物件によって飼育できる動物の種類や大きさ・頭数が制限されていることがほとんどです。
また、犬や猫についての記載はよく見ますが「鳥類は?」「爬虫類は?」「ウサギやハムスターは?」「金魚は?」「昆虫は?」なんて質問を受けることもよくあります。
ご自身が一緒に住みたいペットの情報は不動産屋に必ず事前に説明しておきましょう!
「ペット可」とはいえ、なんでも・何匹でも飼育できるわけではない
【契約内容を確認しておこう】
ペットを飼育するにあたって、契約書に特約が設けられていることがあります。
よく見るのは
● バルコニーなど室外での飼育は禁止
● 共有部分ではキャリーバッグに入れるか抱っこする事
● ペット同士のトラブルは飼主同士で解決する事
といったような条件が契約書に加えられたりします。
ペット共生型物件だともっと細かくルールが設けられている場合も…
こういった部分も、事前に不動産屋さんに「なにか特別なルールや特約はありますか?」と確認しておいた方が安心です。
【近隣のペット状況を確認しておこう】
ペット可物件の場合、自分以外にもペットを飼育している人がいてもおかしくありません。
ペットにも当然それぞれ個性があり、静かな環境を好む子・神経質な子・悪戯好きな子…様々です。
近隣のペットとご自分のペットの相性が悪いとストレスになってしまい、かえって可哀想な思いをさせてしまう…なんてことも。
これも事前に近隣にペットを飼育している人がいるのかいないのか、どんな動物を飼育しているのかなど、不動産屋に確認してみるのが良いでしょう。
家にいる時間が長いペットのストレスにならないような環境を選択してあげましょう。
【無許可で飼う・頭数を増やすのは絶対にダメ】
『引越当初は何も飼っていなかったけど、そろそろ犬か猫でも飼いたいなぁ。ペット可って書いてあったし飼い始めても特に問題ないよね♪』
こういう質問をされたことがありますが、無許可で飼育するのは絶対にダメです。きちんと大家さんに届出をする必要があります。
『大家さんに届出をすると敷金を預けなくちゃいけなくなる。お金かかるから内緒で飼っちゃおう♪』
そう考えてしまう人も実は少なくないのですが、こうして内緒で飼育を始めてしまうと、退去の時に原状回復費を多く請求される羽目になったり、バレた時に「通知義務違反」として退去を求められたり、万が一の火事や災害の時に「ペットの存在」を誰も知らず救助してあげれなかった…なんていう悲しい事故につながったりしてしまいます。
ペットを新たにお迎えする場合は必ず大家さんや管理会社に届出するようにしましょう!
【排泄物や抜け毛はきちんと飼主が処理しましょう】
「共有部分・物件近隣で排泄物をそのまま放置する人がいる」
「共有部分やバルコニーでブラッシングして抜け毛を周囲にまき散らしている人がいる」
こんなトラブルがペット可物件ではたまに起こります。
ペットの排泄物を公共の場に放置するというのはかなり非常識な行為ですし、飼主としてのモラルの問題です。
ペットの排泄物はきちんと処理するよう心掛けましょう。
また、バルコニーなどでブラッシングをして周囲に毛を散らしてしまうことで近隣トラブルに発展した事例も報告されています。
ペットの排泄物や抜け毛は飼主が思う以上に周囲に迷惑となります。
きちんとマナーを守って、お互いに気持ちよく住めるように心掛けることが大事です。
いかがでしたか?
ペットと一緒に暮らせる賃貸物件は増えてきていますが、人もペットも気持ちよく暮らすためには、人がきちんとお部屋の情報を調べる必要があります。
何か疑問がある場合はどんどん不動産屋さんに質問してみてくださいね!
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